つい先日。
SIGMA fp買ったよ!と書きました。

そして、今回のテーマ。
カメラ買ったよ!というお話・・・

ん・・・。

ということ(どういうこと?)で
これを買いました。

発売は2005年12月。
カメラがフィルムからデジタルに、センサーがCCDから現在のCMOSに移り変わる時代において、D3桁シリーズでは最後のCCDセンサー搭載機となった名機。
有効画素数1,020万画素。
もちろん動画は撮影できず、手振れ補正もデータ通信機能も付いていません。
2006年「EISA アワード」受賞。

実は15年以上前に買ったCCDセンサーのコンデジをいまだに愛用しており、以前からCCDセンサーのレフ機が欲しいなとおぼろげに考えていました。

もちろん、新品がヨドバシカメラやヤマダ電機で買えるものではありません。
最近はフリマでよく見かけるようになり、程度のよい中古が出ないかと網を張っていたわけです。
ちなみに、最近のフリマやオークションではボディ単体で2万円前後が相場になっていて、玉数も割と多い機種です。

そして、「未使用に近い」というレンズキットを見つけ、値下げ交渉もせず、即決で購入!とあいなりました。
買い値は内緒ですが、納得価格だったということで(笑)

届いたカメラを手にしてビックリ!
これ、ホントに中古??
と思ったくらいキレイだったのです。
レンズのリングに多少のベトつき(加水分解)はありましたが、こんなものはすぐにキレイにできます。

さらに、今でも結構なお値段のCFカードも同梱されていた(感謝!)ので、さっそく1枚試し撮り。

状態がすこぶる良いカメラなので、もはや疑う余地は残っていないのですが、それでも疑り深い僕は、これが何枚目に写した写真なのか、とある方法で調べてみました。(ホントにいやらしい・・・)

結果はご覧のとおり、ピグモンの写真は驚きの24枚目ということでした。
前オーナーさん、フリマに出す前に10枚ほど試し撮りしたとのことなので、買ってからほとんど触っていなかったように思われます。

いやぁ、長い間じ~っと網を張って待っていてよかったです。

ところで、CCDセンサーって何?の部分ですが、ここに書くとブログがそれだけで終わってしまうので、興味がある方はネットやYouTubeで調べてください。
下記のカメラ部TVダイさんの説明がわかりやすくお勧めです。
(写真をクリックすると動画に飛びます)

参考までに、CCDとCMOSの違いを簡単な項目別に整理すると次のようになります。(ネットで拾ったものです)

CCDの物理的な特徴や、CMOSとの違いは上記のとおりですが、人が感じるCMOSとの比較では「こってりした色味」「立体感がある」というのが多数派意見です。
作例はブログの最後に載せますので、もう少しD200の佇まいをご覧ください。

D200を眺めていると、当時のニコンのモノづくりに対する情熱が伝わってくるようなデザインと質感がたまらなく好き。

現在主流のミラーレスカメラは、一部がマグネシウム、大部分は炭素素材というボディーがほとんどですが、D200は全身マグネシウムで覆われています。
そして次の絵。
赤マルで囲ったレバー、役目は何だかわかりますか?

これ、CFカードを格納してある「フタをただ開けるためだけ」のレバーなのです。

こんなギミック、今では絶対に作りませんよね?
たった20年前ですが、いい時代だったのですね・・・


では、そろそろこの辺で作例を載せておきます。
自宅近所に散歩した時の写真です。
コッテリ感、立体感は感じられるでしょうか?

いかがだったでしょうか。
CCDセンサーを積んだ古いデジカメは、フリマやオークションなどにたくさん出ています。
この時代にソニー機はありませんし、キヤノン機もずっと少ないので、ニコンやペンタックスが中心になるでしょう。

状態にこだわらなければ格安で入手できますし、同じ時代のレンズも比較的お得に買えるので、たまにはスマホを離れて一眼レフで遊んでみてはいかがでしょうか?
レフ機はズシッ!と重いですが、重いほどモノに触れている実感が涌きます。

ただ、バッテリーの減りが早いとか、高感度耐性が現代機よりずっと悪く、夜や暗所では使い物にならないなど、古さゆえのデメリットもありますが、それも古いデジカメの味わいとして楽しめばいいんじゃないか、と思います。

では、今回はこの辺で。