塩野米松著『初代 竹内洋岳に聞く』を読んでから、登山に興味を持つようになった。
もちろん、僕が山に登るわけではなく、登山家のドキュメントや書き物を読んだりすることが好きなのだ。
イッテQの登山企画なども毎回楽しみにしていた。

竹内洋岳氏は国内唯一の14サミッター(世界8000m級全14座に登頂した者)で、最後のダウラギリ(8,167m)登頂のドキュメンタリーには胸を打たれた。

先月末、そのダウラギリ登頂メンバーであり、イッテQ企画にも参加していた若き登山家中島健郎氏と、同じく世界的登山家平出和也氏がパキスタンのK2(8,611m)で滑落、安否不明のまま救助活動が打ち切られてしまった。


♪山男にゃ惚れるなよ~
という歌があったが、彼らの挑戦は常に死と隣り合わせ。
今回も未踏ルートに拘った挑戦だったが、このまま最悪の結果に終わってしまうのだろうか・・・

これまで何度も奇跡の生還を果たしてきた二人。
今回も奇跡が起こることを願っている。