金シャチ降臨

金鯱降臨。
名古屋城の天守閣から市民を見守ってきた金鯱が16年ぶりに地上へ降り立った。

金鯱
名古屋城のシンボルと言えば、天守閣を飾る金の鯱。1612年(慶長17)、史上最大の延床面積を誇る天守閣の完成の際、徳川家康の支配力や尾張徳川家の権威を誇示するため、絢爛豪華な金鯱が載せられました。
金鯱は雄(北側)と雌(南側)の一対で、雄の方が大きくつくられています。体を覆う金の鱗は雌の方が多く、きらびやかに演出されているのも特徴です。江戸時代、その輝きは熱田の浜に魚が寄らないほど光っていると歌に歌われたほか、東海道を行く旅人も「天下様でもかなわぬものは 金の鯱ほこ あまざらし」と、金鯱をあまざらしにする尾張藩を称え、その名声は全国に轟きました。ただ、尾張藩が財政難を迎えると、その度に金鯱の価値があてにされ、明治になるまでに3度改鋳されています。
明治時代に入ると名古屋城と金鯱の取り壊しが決まります。しかし、名古屋城の文化的価値を高く評価する人々の反対によって、保存されることになりました。その後、金鯱は雌雄それぞれ日本国内やウィーンの博覧会に出品されるなどして、世界でも人気を博します。
江戸、明治、大正、昭和と333年の長きにわたり名古屋城を守ってきた金鯱ですが、残念ながら1945年(昭和20)5月、太平洋戦争の空襲により天守閣もろとも焼失してしまいます。しかし、名古屋の人々の熱意により、昭和実測図などをもとに詳細に復元され、現在は2代目の金鯱が再建された天守閣(閉館中)の頂で輝いています。

名古屋城HPより

- 名古屋城金鯱展 -
古来、火除け、水の神獣として崇められてきた鯱を城郭の天守に初めて飾ったのは織田信長でした。いざというとき、水を吐き、火事を鎮めてくれる。そんな力をもつ鯱に、天下人も願いを込めたのでしょうか。
鯱、獅子、龍、鬼、妖怪……。私たちの暮らしの中には、今でもさまざまな想像上の生物が息づいています。海と山に囲まれ、自然災害や疫病などの災厄と対峙してきた人々が、想像力というささやかな道具をたよりに、希望を生みだしてきた知恵だったとも言えます。
名古屋城の金鯱は、徳川家康が日本最大の天守に戴いて以来、さまざまな災厄ににらみをきかせ、ずっと、このまちを守ってきました。江戸時代は尾張藩の苦境を助け、明治時代は名古屋城の命運をつなぎ、戦後は復興をすすめる市民の心の拠り所に。歴史を振り返ると、どんなときも私たちのそばに金鯱がいたのです。
令和3年3月、名古屋の守護神、地上へ降臨。400年の歳月を超えてなお、変わらぬ輝きを放つ金鯱が、踏み出そうとする人々の祈りと願いを受けとめます。
古来、火除け、水の神獣として崇められてきた鯱を城郭の天守に初めて飾ったのは織田信長でした。いざというとき、水を吐き、火事を鎮めてくれる。そんな力をもつ鯱に、天下人も願いを込めたのでしょうか。
鯱、獅子、龍、鬼、妖怪……。私たちの暮らしの中には、今でもさまざまな想像上の生物が息づいています。海と山に囲まれ、自然災害や疫病などの災厄と対峙してきた人々が、想像力というささやかな道具をたよりに、希望を生みだしてきた知恵だったとも言えます。
名古屋城の金鯱は、徳川家康が日本最大の天守に戴いて以来、さまざまな災厄ににらみをきかせ、ずっと、このまちを守ってきました。江戸時代は尾張藩の苦境を助け、明治時代は名古屋城の命運をつなぎ、戦後は復興をすすめる市民の心の拠り所に。歴史を振り返ると、どんなときも私たちのそばに金鯱がいたのです。
令和3年3月、名古屋の守護神、地上へ降臨。400年の歳月を超えてなお、変わらぬ輝きを放つ金鯱が、踏み出そうとする人々の祈りと願いを受けとめます。

名古屋城金鯱展公式HPより

前置きが長くなったが、先週末、名古屋城で開催中の金鯱展へ出かけてきた。
まずは、砂山で光り輝く山シャチ(北鯱=雄)を間近で見よう。

そして、水盤に優雅に浮かぶ海シャチ(南鯱=雌)。
こちらはフォトサービス付きの有料コースでプロのカメラマンが記念写真を撮ってくれる。

ここで二之丸広場の金シャチとお別れし、表二之門へ向かう。
城内でお花見を楽しもう。

本丸御殿。
城内に入って撮影もしたが、ここはまた別の機会に紹介したいと思う。

そして、名古屋城天守閣。
金鯱が降りてしまっているので、屋根はつんつるてん。
なんとなく威厳がないというか、締まらない感じ。

もちろん、金鯱がない天守閣の姿を見られるのは今だけなので、記念として写真に収めておこう。

さて、散歩の最後にさくらまつりで賑わう西之丸から正門に向かう。
「コロナ第4波などどこ吹く風?」のような人出に驚く。(当日は平日)

今年の名古屋城の桜の開花は遅いようで、毎朝通勤で通る外堀の桜は5分咲き程度だった。
次回は名城公園の桜なども紹介できればと思う。

最近はコロナ禍の外出自粛続きで、久しぶりに戸外のイベントを楽しむことができた。
疫病退散の願いを込めた金鯱の降臨。
御利益がありますように。
それでは、Adiós

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