東京都写真美術館で開催中の「森山大道の東京ongoing」
を観てきた・・・
つもりで、図録を取り寄せた。
私の雑誌買いのポリシーは「ほしいときに買っておけ」
展覧会の図録は会期を終えると増刷、再販しない場合が多く、そういう意味では雑誌に似ている。
私が森山大道の写真に出会ったのは寺山修司の「あゝ、荒野」。
退廃的な陽の当たらない場所で必死に生きる人間を描く物語と写真が絶妙にリンクするため、私の中で森山作品=あゝ、荒野というイメージの構図が出来上がってしまった。
日本社会のダークサイドや、その場の緊張感まで撮ってしまう森山作品には、平和ボケした私など到底及ばず、真似すらしたことはないが、じっと眺めるだけでも日常の断片をいかに切り撮っていくのか、大いに勉強になる。
今回は森山氏の代名詞「アレ・ブレ・ボケ」をリスペクトした1枚で
adiós!
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