音楽配信サービスを利用し始め、「聴きたくても聴けなかった」音源や「まさか配信されるとは!」という音源を幾つか見つけています。
今後、配信で発掘した意外、貴重な音源として、エピソードなども可能な限り添えて、不定期で紹介したいと思います。

ちなみに、僕が使っているサービスはApple Musicで、Amazon MusicやSpotifyなどにも同じ音源があるとは限りません。
また、あくまでも僕の視点での「意外、貴重」ですので、ご了承ください。

初回は”意外な音源”シリーズで『Aretha Franklin & King Curtis Live at Fillmore West ~完全盤』(タイトル長っ!)

オリジナルは”レディ・ソウル”アレサ・フランクリンとキング・カーティスがそれぞれの名義でそれぞれの美味しい部分だけをピックアップした作品2種類が存在するという、ややこしいライブ・アルバムだが、これは3日間のライブの全容を収めた完全盤で、2005年に5,000セット限定でライノ・ハンドメイドから発売された4枚組CD。
ジャケット写真には「たまたまサンフランシスコにいて」と飛び入り参加したレイ・チャールズがちゃっかり写り込んでいる。

もともと直販限定で生産ロットも少ないライノ・ハンドメイドが「限定生産」を謳っていたし、アレサ盤が名盤として存在しているから、全長5時間超の大作も(僕のような)一部のコアなファン向けとして埋もれていくだろうと考えていただけに、配信音源として採り上げてもらえて嬉しい作品となった。

アレサ・フランクリン絶頂期の1971 年のライブ。
まずはオリジナル盤、もっと幸せになりたい方はぜひこちらも。
ただし、半日は予定を空けてお楽しみください。