愛用のカメラ、FUJIFILM X-Pro3。
背面液晶が隠れている、手振れ補正なしなど、不便さが楽しい変態カメラだが、矢印の位置に露出補正ダイヤルが鎮座しているのが実に厄介なのだ。

カメラを首から下げて、カメラがカラダに触れた際などにこのダイヤルが勝手に回ってしまい、それに気づかず撮影すると、写真が真っ白だったり真っ黒だったりする。
背面液晶が隠れており、その場で撮った写真を確かめないから、帰宅してビックリ!というわけだ。

下の写真は、1枚目が露出アンダーで撮れてしまった例。
私はRAWとJPEG両方で記録するので、RAWデータで露出を補正すると2枚目のようになる。
これが、1枚2枚ならともかく、何十枚ともなるとうんざりしてしまうのだ。


FUJIFILMだけでなくSONYのα7シリーズにも同じくこの位置に露出補正ダイヤルがあり、ユーザーから不評だったのだが、α7RⅣ以降(だと思う)はロック機構が付き、誤作動はなくなった。
それにしても、ユーザーの声に迅速に対応するSONYってスゴイね。

一方、ユーザーの声が届いているのか、いないのか、届いていても聞く気がないのか、我がX-Pro3といえば、機能を無効にしたり、他の機能を割り当てることもできず。
そんなわけで、やむを得ず写真のようにマスキングテープで物理的にダイヤルの動きを封印し、露出補正は他のダイヤルに割り当てた。
物理的には無理としても、ファームアップでシステマチックに解決してくれるといいなぁ