イヤーモニターで評価の高いqdcから新発売されたイヤホンを買った。

正直なところ、バカ舌でバカ耳な僕(笑)には微妙な音質の違いなどはわからないが、いい音楽を聴くことは長年の楽しみのひとつ。

今やイヤホンは完全ワイヤレスの時代だが、音楽や音質以前に耳から落ちることが心配で、地下鉄車内で座っていても落ち着かず、移動中はほとんど使っていないのが現状。


そんなわけで、お値打ちな有線イヤホンはないものかとアンテナを張り巡らせていたところ、相場数十万円のカスタムモニターを開発・販売する中国のメーカーqdcが1万円台という破格のイヤホンを発売することになった。

イベントや専門店での試聴会で発売前から話題となり、予約段階で売り切れる店も出るなど人気が沸騰。
僕の場合、qdcの音、快適な装着感は以前から知っていたので、無謀にも試聴なしで発売初日に初回ロットを手に入れることができた。

簡易な箱の中には本体と、3.5mm3極アンバランスケーブル、イヤーピースがシングル、ダブルフランジ各3サイズ、クリーニングブラシ、キャリングケースとまあまあ充実な付属品が同梱されている。


当然、bluetoothのバージョンがどうとか、ノイズキャンセルの効き具合なんて無縁で、音楽プレーヤーさえあればジャックに接続して聴くだけ。

僕の現在の音源といえば、ほとんどがスマホに落とした配信音楽なのだが、このイヤホンはイコライザーなどでコテコテと調整しない方が断然いい音だと思う。
この記事をご覧の方が試聴なさる場合は、各種設定をフラットにして臨むことをお勧めしたい。

そういえば、最近は3.5mmジャックがないスマホが増えているようだけど、僕のようなおじさんのためにもぜひ残してもらいたいね。

ついでなので、僕の過去のDAPを紹介。
一応、今でも使えるけどね。

まずはipod touch 第5世代。
Siriを初めて搭載した機種。
ストレージは64GBで2,000曲ほど入れてある。
次に紹介するipod classicと比べて、ガジェットとしては正直好きになれなかったが、当時はSONYのウォークマンとこれの2択だったので、仕方なく選んだ。
小さくて軽いのが救いだった。


次にipod classic 第6.5世代。

120GBのハードディスクドライブを搭載した名機。
スティーブ・ジョブズのモノ作りに対するポリシーを具現化したガジェットの最高傑作だ(と僕は思っている)。
ずっしりとした重さが持つ喜びを満たし、毎日4,000曲の音楽を持ち歩いていた。
バッテリーの劣化で再生時間が極端に短くなってしまったので、今は使っていないが、たまに使ってみたくなる。
音質は現代のハイレゾにはとても太刀打ちできないだろうけど、僕にはこれで十分で、できれば今でも持ち歩きたい。

話が脱線したが、まとめとして、qdc Superiorは高級ラインが揃う専門メーカーのエントリーモデルとはいえクセのない豊かな音質で、ジャンルを選ばず鳴らすことができる。
基本的には昔ながらの有線イヤホンだから、古いラジオでも使えるし、道端で落とす心配もない。
一応、今どき用の話をすれば、リケーブル(ケーブルの交換)ができるので、高音質ケーブル+4.4mmバランス接続なんてことも可能だ。
バカ耳の僕は、DAPから出てくる音楽を、飾ることなくそのままシンプルに楽しもうと思うけど(笑)

最後にSuperiorの詳しい仕様、特徴など、qdcの販売元であるアユートのリンクを貼っておきます。(画像をクリック)