今回は、PBスイスツールのスタビードライバーの紹介。
スタビーとは「短く太い」という意味で、自宅では私のPCの前に鎮座している。
この赤いドラえもんは見た目で癒やされるとともに、見た目以上に役に立つ。





PB(PB SWISS TOOLS社)は第一次大戦後の1878年にポール・ボーマン氏によって農耕器具の製造会社として設立された。
第二次世界大戦時にスイス軍の要請によりハンドツールの製造を始め、1941年から作業工具の製造を始めた。
今やPBの顔とも言えるドライバーの製造を本格的に始めたのは1947年からで、1953年以降スイスでドライバーを製造しているのはPBだけとなった。
ドライバー以外にも高品質なツールとして定評のある六角レンチ・ハンマー・ポンチ・タガネ等1200種類もの工具を製造しており、その半数が日本・ドイツ・イタリア・オランダなど26カ国に輸出されている。




この赤ドラ、ビット(頭)が交換できるので、プラスもマイナスも、何でもござれなのだ。


胴(ハンドル)がこんな形なので、一般的な長さのドライバーだと使えないような狭い空間でも入り込むことができ、また、精密ドライバーよりも太いから、強い力でしっかりとネジを回すことができる。
ビットをハンドル内に収納できるタイプもある。
あなたのお宅にも1個、いかがだろう。