今夜は愛知県芸術劇場でパイプオルガンの演奏を鑑賞しました。
全身に染み入るような、美しく、そして荘厳な調べに酔いしれました。
音は「音色」とも言いますね。
全身に染み入ることもあれば、色が見えたりするのです。
一昨年の夏、稀代のピアニストがこのコンサートホールに降り立ち、宝石のようにキラキラと輝く「音色」で聴衆を包み込み、そして先月末、天に召されて行きました。
パイプオルガンが奏でるJ.S.バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」が今夜は葬送曲のようで、目頭が熱くなりました。
フジコ・ヘミングさん、やすらかに
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