子どもの頃は「〇〇屋さん」がたくさんあった。
肉屋に乾物屋、菓子屋、魚屋、八百屋・・・
魚屋のおじさんは、名前は知らないが「魚屋さん」だった。
母は買い物カゴを片手に店を廻って食材やら日用品を買い揃えていた。
いつ頃からか、買い物はスーパーマーケットというハコの中で済むようになり、
「魚屋さん」は「スーパーの店員」になった。
店と客という関係は変わらないが、ふたつを結ぶ「温かみ」はどこかに消えた。
フードショップイトウは、そんな「温かみ」を感じることができそうだった。
📷 FUJIFILM X-pro3 + XF35mm1.4 R
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