アコギ(アコースティックギター)にクラシックギター用のナイロン弦を張ってみた。
今回はそんなお話。


ギターは中学3年だったか、モーリスのフォークギターを母に買ってもらったのが始まり。
2万5千円、子どもの僕にしては高級品だったっけ・・・

今のギターは2代目で、25年くらい前に買った。
僕は手が小さく、かつ、音楽的才能も小指の爪ほど小さいので、音楽を奏でるというよりは、たま~に押し入れの隅から引っ張り出してパラパラ~っと鳴らすくらい。
今回だって、およそ1年半ぶりに触るんじゃないかなぁ


さて、アコースティックギター(いわゆるフォークギター)には、一般的にスチール製の弦を張る。
明るく、大きく、メリハリの利いた、いかにも”金属的な”音色を放つ。
一方、クラシックギターにはナイロン製の弦が一般的。
大きな音ではないが、繊細で優しい音色も出せば、フラメンコギターのように豊かな表現力も持っている(と僕は思う)。

スチール弦はテンション(張り具合)が強く、材質自体が硬いので、たまに弾くと、1日半くらい指先が腫れて痛い。
それがイヤで、余計に弾くのを遠ざけてしまう。

ならば柔らかく、テンションも低めなナイロン弦を張ればいいじゃないか。
ということになるが、クリアせねばならない課題が一つあった。

写真の彫刻が施された所をブリッジといい、ここを起点にして弦を張るわけだが、ブリッジに弦を留める役目が必要。
スチール弦の場合は、写真のように「ボールエンド」という”部品”が付いている。

一方で、ナイロン弦のエンドにはご覧のとおり”部品”らしきものはなく、ブリッジに結んで留める仕組みが一般的。
したがって、ナイロン弦をアコースティックギターに張る場合、如何にしてブリッジにエンドを留めるかが課題なのだ。

しかし今回、この課題があっさりと解決してしまった。
なんと、スチール弦のように「ボールエンド」を持つナイロン弦が売られていたのだ。
ギターは忘れた頃に引っ張り出して弾く程度だから、情報に疎かったわけだが、いやぁ、僕にとってはこれは朗報~
さっそく、通販でポチっとな!

今回はダダリオというアメリカ製を購入。
どちらかといえば、クラシック界で有名なのかな?

開封すると、太い順に番号ラベルが付いていて親切。
ちなみに、6弦から4弦までの低音弦はナイロン芯に細い金属線が巻かれたワウンド弦(巻線弦)になっていて、スチール弦でも芯が金属になるだけで構造は同じ。

エンド問題が解決しているから、あとはスチール弦同様に張り替えるだけ。
僕のギターはチューナー付だからチューニングも楽なのだ。


めでたく弦を一新し、さっそく試奏。

ああ、指にやさしい。
音色も大人しくて音に敏感なマンションの住人にはいいかも。

でも・・・
ん?
あれれ・・・
ナイロン弦のデメリットなのか、チューニングがとにかく狂う。
1曲ごと、いや、1曲終わらないうちに音が狂っていく。
伸びきって落ち着くまで、しばらくはこんなだろう。
まあいいや。「たま~にギタリスト」なんだから。

ということで、今回はこれにて終了。

<おまけ編>
話しの途中で(いやらしく)何枚かギターの写真を差し込みましたが、ここで僕のギターを紹介しておきます。

オベーションというアメリカ製の1769 Custom Legendというギターです。
同じギターを使う代表的なミュージシャンの演奏の動画を紹介しておきます。
ちょっと古い映像ですが、このギターが奏でる音色がどんなものか、どうぞお楽しみください。(もちろんスチール弦です!)